妊娠中の食生活

妊娠中期の食事

妊娠中期になると、子宮が前方に出てきて腸の圧迫が減り、便秘も改善されてきますし、妊娠初期でのつわりも収まってくるので、今度は逆に食欲が出てくるものです。

 

妊娠中期の食事では、この食べ過ぎに注意が必要です。もちろん赤ちゃんの健全な成長のためにはキチンと食べることは必要ですが、必要エネルギーの確認をして体重管理をすることも必要です。

 

特にありがちなのが糖分や水分の過剰摂取で、これを原因として体重増加やむくみも起こりやすくなり、場合によっては妊娠後期での妊娠中毒症の危険性も高まるのです。

 

妊娠中期での食事のポイントは、食べ過ぎにならないように、できるだけ規則正しい時間に食べるようにすることです。

 

メニューは全体的にカロリーの低いものとしますが、コツとしてはカロリーの低いものから高いものへと食べる順番を工夫することで、又、時間をかけてゆっくり食べることも食べ過ぎ防止には効果的です。

 

甘いものはどうしても食べたくなるものですが、そんな時は、お菓子の代用としてかぼちゃを食べたり、果物はヨーグルトと混ぜて実質的な量を減らすなどの工夫してみてください。

 

又、葉酸も妊娠中は常に摂りたい栄養素なのですが、これは鶏、牛、豚の順でレバーに多く含まれていますので、お勧め食材としておきます。